北京・天津・河北蓄電池環境保護産業連盟が先日発足した。この連盟は中国再生資源産業技術イノベーション戦略連盟や工業情報化部賽迪研究院等の機関の共同発起により設けられた。北京・天津・河北地区の蓄電池の生産、回収、処理、研究等のプロセスに焦点を当てて、蓄電池グリーン循環利用産業チェーンを共同で構築する。

　北京・天津・河北蓄電池環境保護産業連盟の第1期理事会機関として、中国標準化研究院、工業情報化部賽迪研究院、中節能工程技術研究院及び超威、金宇晟など蓄電池の生産、回収、処理や再生資源利用企業が加わる。

　中国の蓄電池の使用量と廃棄量は年々増加しており、それに伴って環境リスクも日増しに顕著になっている。廃棄蓄電池の回収利用過程には違法行為や秩序なき拡大といった状況もある。

　北京・天津・河北蓄電池環境保護産業連盟は「インターネット＋」と蓄電池の生産並びに回収利用の融合的な発展を推進し、蓄電池の配送及び逆方向の物流回収体系及びグリーンサプライチェーンを構築し、3年以内に合法的な回収率を80％以上にすることを目指す。

　（人民網 2月24日）