4月9日、中国石油天然ガス集団(CNPC)の王宜林董事長(会長)は、ボアオアジアフォーラム2018年大会CEO円卓会議において次のように表明した。

　CNPCは資源と市場の相互連携と融通を基礎として、広域アジア石油ガスパイプライン網を構築する。具体的には、国内及び周辺国との4大天然ガスルートを速やか完備し、「一帯一路」の地域的な天然ガスの相互連携と融通のシステムを構築して、「一帯一路」の範囲内で天然ガス産業の大発展を促進する。これは中国及び「一帯一路」沿線諸国のグリーン・低炭素、安全と環境保護、持続可能な発展に貢献するためである。

　CNPCは過去20年余りの発展を経て、「一帯一路」に3大石油ガス協力エリアと4大石油ガス戦略ルートのフル産業チェーン協力構造を形成している。累計投資額は800億ドル超に上り、石油ガス産業は「一帯一路」において「走出去」（対外進出）の規模が最も大きい産業になっている。

　（界面新聞 4月10日）