海外メディアの22日付報道によると、イランLNGプロジェクトのオペレーターであるIran LNG Co.のAli Khayrandish社長は21日、総額7億ユーロに上る天然ガス液化関連契約に調印したと発表した。

　Ali Khayrandish社長によると、Iran LNG Co.は、2件の国際ファンドとの契約を締結した。国際ファンドの1つは、イラン企業と中国企業からなり、もう1つはイラン企業と多国籍企業からなる。この2つの国際ファンドは今後イランの天然ガス液化プロジェクトを共同で進めることになる。

　今回の契約はイランの一連の天然ガス液化契約の中で最終的な契約に当たり、プロジェクトの建設が完成すると、液化天然ガス施設のLNG年産量は1,050万トンになる。

　Ali Khayrandish社長は、今回のプロジェクトによりイランのLNG年間輸出量は同国の現在の石油輸出量のほぼ2倍に当たる8,000万トンになると指摘した。

　（中国石化新聞網 3月24日）