4月2日、中国船舶工業集団所属の滬東中華造船集団有限公司が上海で世界的に著名な船級協会DNV-GLと協定に調印し、27万m3のLNGタンカーを共同で開発することになった。
LNGタンカーは世界でも最も建造が難しい船舶の1つである。滬東中華造船は2008年に中国初のLNGタンカーになる積載量14.7万m3の「大鵬昊」を完成させ、これまで20隻余りのLNGタンカーを建造した。最大積載量は17.4万m3になる。
滬東中華造船集団有限公司とDNV-GLが共同で開発する27万m3の大型LNGタンカーは従来の17万m3クラスに比べ輸送能力が55%アップし、単位当たりの輸送コストは25〜30%下がり、経済性は大幅に上昇する。17万m3のタンカーは1回の輸送で天然ガス1億m3を輸送し、上海の300万世帯の家庭用ガス1ヵ月分を賄うことが出来るが、27万m3のタンカーは1回の輸送で天然ガス1.55億m3を輸送し、上海の470万世帯の家庭用ガス1ヵ月分を賄うことが出来る。2020年末に研究開発を完了する見通しである。
(中国新聞網 4月2日)
4月2日、中国船舶工業集団所属の滬東中華造船集団有限公司が上海で世界的に著名な船級協会DNV-GLと協定に調印し、27万m3のLNGタンカーを共同で開発することになった。
LNGタンカーは世界でも最も建造が難しい船舶の1つである。滬東中華造船は2008年に中国初のLNGタンカーになる積載量14.7万m3の「大鵬昊」を完成させ、これまで20隻余りのLNGタンカーを建造した。最大積載量は17.4万m3になる。
滬東中華造船集団有限公司とDNV-GLが共同で開発する27万m3の大型LNGタンカーは従来の17万m3クラスに比べ輸送能力が55%アップし、単位当たりの輸送コストは25〜30%下がり、経済性は大幅に上昇する。17万m3のタンカーは1回の輸送で天然ガス1億m3を輸送し、上海の300万世帯の家庭用ガス1ヵ月分を賄うことが出来るが、27万m3のタンカーは1回の輸送で天然ガス1.55億m3を輸送し、上海の470万世帯の家庭用ガス1ヵ月分を賄うことが出来る。2020年末に研究開発を完了する見通しである。
(中国新聞網 4月2日)