石炭由来のアルコール燃料とアルコール系バイオ燃料の研究開発検査センターが太原石炭化学工業研究開発基地に設立されることになった。中国最大規模であり、山西省の石炭系クリーン・エネルギーの開発と生産にとって意義は大きい。

　同センターは、アルコール燃料とバイオ燃料に共通する技術や最重要技術の研究開発及び検査を業務とし、中国の関連する業界基準や国家基準の制定にも取り組み、全国の関連産業の発展のため技術的な支援を行うことになる。

　山西省にとって石炭高度加工水準の高度化が焦眉の急であり、石炭化学工業の独自の革新能力を高め、石炭化学工業の内在的な発展を促進すうことが切実に求められている。石炭由来のアルコール燃料とアルコール系バイオ燃料の研究開発センターが太原に設けられることで、山西省の新エネルギーの供給と経済の持続可能な発展が技術面で支えられるだろう。

　（人民網 3月26日）