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【石油・天然ガス】

洋山LNGターミナルのガス化能力が倍増 (19/11/20)
2019/11/20
中国【石油・天然ガス】

 11月19日、洋山島上海LNGターミナルの追加ガス化施設が稼動した。同ターミナルの最大ガス化能力は従来の104万m3/hから214万m3/hに倍増し、上海の冬季のガス利用を改めて保障する。

 洋山LNGターミナルは上海市への天然ガスの65%を供給する主力ガス源であり、そのガス化能力と対外輸送能力が倍増すると、上海の民生用天然ガスの安全を最大限に保障する。

 上海市には「6+1」の多元的ガス源による供給保障体系が形成されている。「6+1」とは、洋山ターミナルの輸入LNG、第1西気東輸パイプライン、第2西気東輸パイプライン、「川気東送」パイプライン、江蘇省如東LNGターミナル、東シナ海天然ガス及び上海五号溝LNGターミナルであり、中でも洋山ターミナルは上海市への年間総供給量の半分以上を占めている。

 2020年には洋山島に20万m3のLNGタンク2基が完成し、洋山のLNG貯蔵量はさらに2倍近くになる。

 (人民網 11月20日)