ベネズエラ石油相ラミレスは3月28日、これまでネズエラ国営石油公社(PDVSA)と米国のエクソンモービルが共同所有するChalmette製油所へ送っていた原油を全て中国向けに切り替えると表明した。 ベネズエラ政府は昨年、エクソンモービルとPDVSAの共同による同国オリノコ盆地重質油事業の国有化に踏み切ったが、そのため、PDVSAとエクソンモービルの間で賠償問題をめぐる熾烈な法廷闘争が続いている。ラミレスは、PDVSAがエクソンモービルとの既存の契約を履行して、引き続きChalmette製油所に原油を供給すると表明していたが、Chalmette製油所はベネズエラの原油には最早依存しないとしている。 (中国油気管道網 3月31日)
ベネズエラ石油相ラミレスは3月28日、これまでネズエラ国営石油公社(PDVSA)と米国のエクソンモービルが共同所有するChalmette製油所へ送っていた原油を全て中国向けに切り替えると表明した。
ベネズエラ政府は昨年、エクソンモービルとPDVSAの共同による同国オリノコ盆地重質油事業の国有化に踏み切ったが、そのため、PDVSAとエクソンモービルの間で賠償問題をめぐる熾烈な法廷闘争が続いている。ラミレスは、PDVSAがエクソンモービルとの既存の契約を履行して、引き続きChalmette製油所に原油を供給すると表明していたが、Chalmette製油所はベネズエラの原油には最早依存しないとしている。
(中国油気管道網 3月31日)