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日本が露シベリア油田開発に出資 ESPOパイプラインへの供給と東進を図る (08/03/21)
2008/3/24
その他地域のエネルギー

 モスクワ訪問中の望月晴文資源エネルギー庁長官は20日、ロシア国営石油会社ロスネフチと包括的協力協定に調印した。日本の報道によると、この協定には、ロスネフチと日本の企業が技術開発など協力を進め、資源エネルギー庁がこれを支援することが盛り込まれている。

 共同通信の報道によると、東シベリアの石油を太平洋沿岸まで運ぶESPOパイプライン(東シベリア−太平洋パイプライン)は現在中露国境に近い中間点まで建設が進んでいる。ロシア側は、日本向け輸出のため中間点以東のパイプラインを建設するには、東シベリア油田の埋蔵量を確認することが必要であるとしており、そのため日本の資源エネルギー庁は同油田の共同開発を希望している。

 専門家の指摘によると、東シベリア油田の開発が遅れているのは、外資不足が原因である。実際、日本のメディアの報道によると、東シベリアの油田開発スピードは本来の計画より遅れており、日本への輸出可能な石油埋蔵量も十分な確認がなされていない。

 (中国新聞網 3月21日)