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【エネルギー全般・政治経済】

プノンペンの第三環状道路、「習近平大通り」と命名 中国支援で完成
2024/5/31
アジア【エネルギー全般・政治経済】

 カンボジアの日刊紙クメール・タイムズ(Khmer Times)は、5月29日付けのウェブニュースで、カンボジア政府がプノンペンの第三環状道路を「習近平大通り」と正式に命名したと報じた。

  5月28日に首都プノンペンで開催された命名式には、カンボジアのフン・マネット首相、中国の王文天・駐カンボジア中国大使が出席した。クメール・タイムズは、中国の習近平主席が、カンボジアと中国の関係強化および経済パートナーシップに重要な役割を果たしていることを称えるものであるとしている。

  この環状道路は全長約50キロで、プノンペンの国道4号線とカンダル州の国道1号線を結ぶ主要道路の1つで、中国企業が建設を請け負ったという。中国政府の融資とカンボジア政府の貢献により2億7300万ドル(約430億円)をかけて建設された。建設工事は中国の上海建工集団有限公司が2019年1月14日に着手し、4つの高架橋と8つの橋が含まれる。

  プノンペンではこのほか、中国大使館に面した道路が「毛沢東大通り」と命名されている。

 (Khmer Times 5月29日)