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南ア、原発増強で露・イランの入札受け入れ可能性も 政府高官発言
2025/2/17
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 ロイター(Reuters)は2月17日付記事で、南アフリカのグウェデ・マンタシェ鉱物・石油資源大臣が、原子力発電所の能力増強に向けた入札でロシアもしくはイランの応札を受け入れる可能性があると述べたと報じた。米国との亀裂が深まり、両国の戦略的エネルギー協定の更新がさらに遅れる可能性がある。



  南アにあるアフリカ大陸唯一の原発、コバーグ原発は、頻発する停電を解消するために2,500メガワットの能力増強を計画している。



  米国のトランプ大統領は今月、幅広い対外援助を停止する大統領令を出し、南アが「イランと商業、軍事、核協力の関係を再び活発化させている」と根拠のない主張をした。これに対し、南アの大統領府は、原発および原発関係技術に関してイランとの二国間協力は行っていないと反論した。



  南アと米国は、米国製の核燃料・設備を南アに輸出するために必要な新たな民事利用原子力協定「セクション123協定」の締結を模索してきた経緯がある。



(Reuters 2月17日)