ロイター（Reuters）の6月11日付記事によると、世界銀行のバンガ総裁は同11日、急増する電力需要への対応策の一環として、世銀理事会が途上国の原発プロジェクトへの資金提供再開に合意したと発表した。

　世銀は各国のインフラ建設を支援するために低金利で融資を行ってきたが、2013年に原発プロジェクトへの資金提供停止を決定、2017年には石油・ガス上流プロジェクトへの資金提供を2019年から停止すると発表しており、最貧国でのプロジェクトの扱いを検討中としていた。

（Reuters　6月11日）