商務部が昨日発表した最新統計によると、全国の生産資材価格は現在、反騰傾向を示し、エネルギー製品価格の上昇が続いている。

　商務部が市場価格監視の対象としている112品目のうち、価格が前の週に比べ下落したのはわずか21品目であった。農業用資材、エネルギー製品、非鉄金属、化学工業製品、建材はいずれも価格が上昇している。中でも、エネルギー製品価格の上昇幅は大きく、20号重油が前の週に比べ5.7％上昇し、農業用軽油と0号軽油はそれぞれ4.3％上昇した。

　なお、商務部が先頃実施した2008年上半期全国主要用消費財並びに生産資材需給状況に関するアンケート調査によると、一般炭、コークス用原料炭、コークス、軽油、ガソリンなど様々なエネルギー製品の供給がタイトな状況になっている。

　（毎日経済新聞 4月3日）