ロシアのインタファクス(Interfax)通信4月24日付報道によると、中国石油天然ガス集団(CNPC)は、同社がESPOパイプライン(東シベリア−太平洋パイプライン)中国支線建設の構想を放棄してはいないが、差し当たりロシア政府は文書の形でESPOパイプライン中国支線の建設を正式に支持することが必要であるとの認識を示した。

　これまで、ESPOパイプラインの工費、ルート、工期の変更などをめぐってロスネフチや露産業エネルギー省、政府の指導者など様々な表明を行っているが、ロシア政府は未だに関連する文書を発表していない。

　(商務部ウェブサイト 4月28日)