中国石油天然ガス集団(CNPC)は28日、第1四半期の純益が265.19億元になったと公表した。昨年同期の371.36億元に比べると28.6%の減益である。アジア最大の企業の業績低下は第1四半期における中国の石油化学企業の深刻な赤字を物語っている。 発表によると、CNPCの第1四半期における原油生産量は2.16億バレル、前年同期比3.3%増、原油精製量は2.17億バレル、7.4%増となった。原油平均価格は1バレル87.93ドルで、昨年の53.95億ドルに比べ63%の上昇となった。 第1四半期の営業収入は2,540.48億元に達し、前年同期比41.9%増となったが、一方、営業費用は1,687.87億元、前年同期比68.8%増に上った。CNPCは、営業収入が増加した原因は主要製品の販売量の増加と販売価格の上昇にあり、一方、営業費用が増加した主因は原油、原料油やその他の原料の調達価格の上昇と同社の業務拡大にあるとしている。 また、大幅な減益になったことについて、CNPCは、石油特別収益税や石油製品価格に対するマクロ調整など政策的な要因が影響したと見ており、同社の経営収益は依然高い水準を維持しているとしている。 (京華時報 4月29日)
中国石油天然ガス集団(CNPC)は28日、第1四半期の純益が265.19億元になったと公表した。昨年同期の371.36億元に比べると28.6%の減益である。アジア最大の企業の業績低下は第1四半期における中国の石油化学企業の深刻な赤字を物語っている。
発表によると、CNPCの第1四半期における原油生産量は2.16億バレル、前年同期比3.3%増、原油精製量は2.17億バレル、7.4%増となった。原油平均価格は1バレル87.93ドルで、昨年の53.95億ドルに比べ63%の上昇となった。
第1四半期の営業収入は2,540.48億元に達し、前年同期比41.9%増となったが、一方、営業費用は1,687.87億元、前年同期比68.8%増に上った。CNPCは、営業収入が増加した原因は主要製品の販売量の増加と販売価格の上昇にあり、一方、営業費用が増加した主因は原油、原料油やその他の原料の調達価格の上昇と同社の業務拡大にあるとしている。
また、大幅な減益になったことについて、CNPCは、石油特別収益税や石油製品価格に対するマクロ調整など政策的な要因が影響したと見ており、同社の経営収益は依然高い水準を維持しているとしている。
(京華時報 4月29日)