海関総署が12日に公表したデータによると、今年1〜4月期の中国の石炭輸出は、数量は減少したものの、輸出額は増加した。石炭平均輸出価格は前年同期比35.5％上昇した。

　今年1〜4月期の全国石炭輸出は1,459万トンで、前年同期に比べ8.1％減少した。一方、輸出額は前年同期の9.3億ドルから24.5％増の11.6億ドルとなった。

　石炭平均輸出価格は前年同期の58.8ドル/tから79.6ドル/tに上昇した。

　また、今年1〜4月の各月のコークス輸出量は前年同月比で軒並み低下し、1月の輸出量は前年同月比26.2％減、2月は11％減、3月は19％減、4月は9.5％減となった。1〜4月の累計コークス輸出量は前年同期比16.6％の減少である。

　1〜4月のコークス及び半成コークスの輸出は428万トンであった。同時期のコークス平均輸出価格は前年の160.4ドル/tから380ドル/tに上昇した。2.4倍の上昇になる。

　（中国煤炭資源網 5月12日）