山東LNG受入基地プロジェクトの一部である膠州−日照天然ガスパイプラインが着工され、膠南董家口埠頭が山東LNG受入基地の建設地として正式に確定した。

　膠州−日照天然ガスパイプラインの膠南ブロックは67.78km。鉄山、大場、海青など9つの郷鎮を経由する。

　山東LNG受入基地プロジェクトは重要戦略エネルギー事業であり、受入基地（埠頭）とガスパイプラインを建設することになる。海外から調達したLNGを董家口埠頭に船舶で輸送し、さらにパイプラインによって日照と膠州に輸送する。その後は他の輸送方法によって山東省各地に輸送する。

　第1期は総工費70億元、10万トンのLNG荷揚げ埠頭と16万m3のタンク2基を建設し、年間300万トンのLNGを中継することが可能になる。

　（青島早報 5月27日）