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国家発展改革委員会(NDRC)は先頃、石炭供給を増やすため小炭鉱の操業再開を指示したが、小炭鉱の操業が再開されても、石炭価格高騰の流れを変えることは難しく、石炭景気は2010年まで続くとの見方もある。
東方証券の石炭産業首席アナリスト王帥氏は、小炭鉱の操業再開が市場に与える影響は、当面は大きくならないと説く。その理由は、まず、小炭鉱の操業再開に時間がかかるからである。もう1つは、2005年の小炭鉱閉鎖の際、多くの小炭鉱が爆破され、操業を再開することが不可能であるからである。
「一般炭の高騰はコークス用原料炭や下流の産業の価格に必ず影響を及ぼす」と王帥氏は言う。山西省のコークス企業は鉄鋼企業に対し、コークス価格を6月1日からトン当たり300元引き上げると通告した。値上げ幅は先月を100元も上回っている。コークスの値上げは山西から華南、華中、華東地区にも波及するに違いない。
また、聯合証券の石炭産業アナリストである孫海波氏は、この2年、下流の石炭需要のベースが大きい一方で、大型石炭グループの生産能力の拡充や鉄道輸送力では需要に追いつくことは極めて難しく、そのため、石炭景気は2009年下半期まで続き、ターニングポイントが生じるのは2010年頃になると予想している。
(中国能源網 6月6日)