中国石油天然ガス股フェン公司(PetroChina)は11日、その親会社である中国石油天然ガス集団(CNPC)傘下のサービスステーション208軒と石油タンク25基など石油製品の販売に関連する業務及び資産を10億元で買収すると発表した。 この点について、中国の石油最大手であるCNPCがグループ全体の上場をすでに推進しているとの見方がある。宏源証券の劉佑成研究員は、CNPCはデリケートでない経営資産のほとんどを上場企業であるPetroChinaに編入させており、このことは、CNPCのグループ全体の上場のための準備と見なすことが出来ると指摘する。また、同研究員によると、こうした資産買収は、PetroChinaがCNPCとの競争を避けるともに、CNPCとの取引を減らす上でも有効である。 今年に入ってから、CNPCは上場業務と非上場業務の再編を強化している。今年2月、CNPCは8年前に大慶石油管理局から分離して優良上場会社としていた大慶油田有限責任公司を大慶石油管理局に再合併した。また、これより先、新疆油田分公司と新疆石油管理局を統合し、PetroChinaの試掘業務についても地区の境を超えた再編を実施して、5社に統廃合した。 (北京晨報 6月12日)
中国石油天然ガス股フェン公司(PetroChina)は11日、その親会社である中国石油天然ガス集団(CNPC)傘下のサービスステーション208軒と石油タンク25基など石油製品の販売に関連する業務及び資産を10億元で買収すると発表した。
この点について、中国の石油最大手であるCNPCがグループ全体の上場をすでに推進しているとの見方がある。宏源証券の劉佑成研究員は、CNPCはデリケートでない経営資産のほとんどを上場企業であるPetroChinaに編入させており、このことは、CNPCのグループ全体の上場のための準備と見なすことが出来ると指摘する。また、同研究員によると、こうした資産買収は、PetroChinaがCNPCとの競争を避けるともに、CNPCとの取引を減らす上でも有効である。
今年に入ってから、CNPCは上場業務と非上場業務の再編を強化している。今年2月、CNPCは8年前に大慶石油管理局から分離して優良上場会社としていた大慶油田有限責任公司を大慶石油管理局に再合併した。また、これより先、新疆油田分公司と新疆石油管理局を統合し、PetroChinaの試掘業務についても地区の境を超えた再編を実施して、5社に統廃合した。
(北京晨報 6月12日)