ガス使用のオフシーズンに入ったにも関わらず、広州の15kgボンベ入りLPG価格は110〜120元前後で推移を続け、11日には123元で販売する店も出てきた。昨年の同じ時期は90〜100元であった。 LPG価格が上昇するのは一般に冬季のガス使用のピークだけで、今年の旧正月には最高123元に達していた。しかし、その後、オフシーズンに入っても、LPG価格の高止まりが続いている。 広東油気商会燃気部の荘栄金部長の説明によると、オフシーズンに入ってもLPG価格が下がらない最も主要な原因は、原油価格の上昇にある。広州のLPG供給源は輸入と国産が5対5の割合であるが、輸入LPG価格は原油高に伴って高騰する。現在、LPG輸入価格は970$/tに上っており、前年同期に比べると、50%のコスト増になる。一方、国内の製油所の国産LPG価格も上昇を示している。製油コストが増加し、多くの製油所は赤字を避けるため、減産や生産停止を行っており、LPGの供給量が減少しているからである。 (広州日報 6月12日)
ガス使用のオフシーズンに入ったにも関わらず、広州の15kgボンベ入りLPG価格は110〜120元前後で推移を続け、11日には123元で販売する店も出てきた。昨年の同じ時期は90〜100元であった。
LPG価格が上昇するのは一般に冬季のガス使用のピークだけで、今年の旧正月には最高123元に達していた。しかし、その後、オフシーズンに入っても、LPG価格の高止まりが続いている。
広東油気商会燃気部の荘栄金部長の説明によると、オフシーズンに入ってもLPG価格が下がらない最も主要な原因は、原油価格の上昇にある。広州のLPG供給源は輸入と国産が5対5の割合であるが、輸入LPG価格は原油高に伴って高騰する。現在、LPG輸入価格は970$/tに上っており、前年同期に比べると、50%のコスト増になる。一方、国内の製油所の国産LPG価格も上昇を示している。製油コストが増加し、多くの製油所は赤字を避けるため、減産や生産停止を行っており、LPGの供給量が減少しているからである。
(広州日報 6月12日)