19日のニューヨーク原油先物市場は、ナイジェリアにおけるシェルの日量20万バレルの油田が武装勢力の襲撃を受けたとの報道をきっかけに一時は1バレル137.82ドルに上昇したが、中国の石油製品値上げの情報が伝わると、国際油価は下落を開始、中国の値上げ以外にも、イラク政府が西側の石油メジャーと原油増産で合意したことや、米ドルの対ユーロ為替レートの回復等の情報も伝わって、油価の下落が続き、最低131.60ドルにまで下がった。19日のニューヨーク市場の軽質原油先物の終値は131.93ドルとなった。また、北海ブレント原油先物価格は4.44ドル下落して、終値は132ドルとなった。

　（新華網 6月20日）