中国石油天然ガス集団(CNPC)と外資の提携はますます佳境に入っている。香港の石油企業である中国年代能源投資の張衛東副総経理(副社長)は26日、同社が中国石油天然ガス集団(CNPC)と提携して中国の炭層メタンガス開発に乗り出していることを明らかにした。 張衛東副総経理によると、今年2月2日、中国年代能源投資有限公司とCNPC東方地球物理有限責任公司は山西省石楼西ブロックの炭層ガス探査開発に関する契約に調印した。香港企業が中国の炭層ガス開発に参入するのは今回が初めて。 山西省石楼西ブロックは面積1,524km2、作業鉱区はオルドス盆地の東周縁部になり、中聯煤の石楼鉱区の西半分に当たる。同ブロックの炭層ガス探査は大きな進展を遂げている。3つの試掘井の掘削も順調に進み、良好な結果を得ている。 同ブロックの予想埋蔵量は控えめに見積もっても1,848億m3に上り、確認埋蔵量は588億m3、可採埋蔵量は279億m3になる。8.8億元の投資が計画されており、設計上の炭層ガス年産量は4億m3になる。 なお、中国年代能源投資有限公司と中国石油天然ガス股フェン公司(PetroChina)は、今年5月22日には新疆自治区カシュガル北ブロックにおける協力に関してMOU(了解覚書)に調印している。両社の石油・天然ガス探査開発分野における提携は、吉林省両井開発区に次いで2番目に当たる。カシュガル北ブロックは面積6,991km2、近年最も大きな注目を集めている石油・天然ガス鉱床である。同ブロックの阿克莫木構造の探査では重大な成果を上げ、天然ガスの噴出が確認された。同構造の天然ガス包蔵面積は27.8km2、天然ガス確認埋蔵量は460億m3、可採埋蔵量は360億m3になる見込みである。35億元の投資が計画されており、すでに生産を開始している。設計上の天然ガス年産量は20億m3になる。 (中国証券網 6月27日)
中国石油天然ガス集団(CNPC)と外資の提携はますます佳境に入っている。香港の石油企業である中国年代能源投資の張衛東副総経理(副社長)は26日、同社が中国石油天然ガス集団(CNPC)と提携して中国の炭層メタンガス開発に乗り出していることを明らかにした。
張衛東副総経理によると、今年2月2日、中国年代能源投資有限公司とCNPC東方地球物理有限責任公司は山西省石楼西ブロックの炭層ガス探査開発に関する契約に調印した。香港企業が中国の炭層ガス開発に参入するのは今回が初めて。
山西省石楼西ブロックは面積1,524km2、作業鉱区はオルドス盆地の東周縁部になり、中聯煤の石楼鉱区の西半分に当たる。同ブロックの炭層ガス探査は大きな進展を遂げている。3つの試掘井の掘削も順調に進み、良好な結果を得ている。
同ブロックの予想埋蔵量は控えめに見積もっても1,848億m3に上り、確認埋蔵量は588億m3、可採埋蔵量は279億m3になる。8.8億元の投資が計画されており、設計上の炭層ガス年産量は4億m3になる。
なお、中国年代能源投資有限公司と中国石油天然ガス股フェン公司(PetroChina)は、今年5月22日には新疆自治区カシュガル北ブロックにおける協力に関してMOU(了解覚書)に調印している。両社の石油・天然ガス探査開発分野における提携は、吉林省両井開発区に次いで2番目に当たる。カシュガル北ブロックは面積6,991km2、近年最も大きな注目を集めている石油・天然ガス鉱床である。同ブロックの阿克莫木構造の探査では重大な成果を上げ、天然ガスの噴出が確認された。同構造の天然ガス包蔵面積は27.8km2、天然ガス確認埋蔵量は460億m3、可採埋蔵量は360億m3になる見込みである。35億元の投資が計画されており、すでに生産を開始している。設計上の天然ガス年産量は20億m3になる。
(中国証券網 6月27日)