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【原子力】

原子力発電開発には設備の国産化が不可欠…張国宝能源局長 (08/07/08)
2008/7/8
中国【原子力】

 国家発展改革委員会副主任兼国家能源局長・張国宝は、原子力発電開発において原子力発電設備の国産化が重要な鍵の1つであり、原子力発電開発は国産装備に依存することが必要であると述べた。

 張国宝局長によると、中国の現在の原子力発電設備容量は900万kWで、電力総設備容量に占める比率は1.3%と低い。一方、世界各国の原子力発電の占める割合は16%になる。化石エネルギーの価格高騰が続く中、世界各国は原子力にますます目を向けるようになった。

 中国の原子力発電中長期開発計画によると、中国は2020年までに原子力発電を4,000万kW完成することになる。しかし、張国宝局長によると、現在の電源開発ペースだと全国の電力設備容量は2010年には10億kWになり、たとえ原子力発電容量が4,000万kWになってもそのシェアは4%足らず、エネルギー価格高騰と世界の原子力発電開発の流れから見ればささやかなものでしかなく、中国は開発ペースを加速する必要がある。

 張国宝局長は、原子力発電開発の加速に当たって、資金は問題にならないが、人材や原子力発電設備の国産化が壁になるとし、設備の入手の可能性や価格、コストの点からも、関連企業は原子力発電設備の国産化を促進することが求められており、国産原子力発電設備に対する信頼がなければ、中国の原子力発電には急速かつ大きな発展はあり得ないと指摘する。

 (中国鉱業報 7月8日)