中国・カザフスタン天然ガスパイプライン敷設工事が７月9日、正式に着工された。同パイプラインは中国・中央アジア天然ガスパイプラインの一部であり、総延長1,300km、中国とカザフスタンの合弁により建設される。

　中国・中央アジア天然ガスパイプラインはトルクメニスタンを起点に、ウズベキスタンとカザフスタンを横断して、中国の華中、華東、華南まで総延長1万kmに及ぶ。

　今年6月27日にはトルクメニスタンのアム河右岸に第一天然ガス処理施設が着工され、6月30日にはウズベキスタンで天然ガスパイプラインが着工された。今回の中国・カザフスタンパイプラインの着工により、中国・中央アジア天然ガスパイプラインは全線で着工されたことになる。

　中国・中央アジア天然ガスパイプラインが完成すると、トルクメニスタンから中国へ年間300億m3の天然ガスが供給される。

　（新華網 7月10日）