中国国家煤鉱安全監察局の趙鉄錘局長は、中国が2010年までに4,000ヶ所の小炭鉱を閉鎖するよう計画していることを明らかにした。炭鉱事故防止が目的であり、4,000ヶ所の閉鎖によって小炭鉱の総数は1万ヶ所以下に減少することになる。

　中国は大型炭鉱企業グループを中心として石炭採掘を進めるべきであると、趙鉄錘局長は言う。中国の現在の炭鉱総数はおよそ16,000ヶ所、うち90％が小炭鉱である。100万トン当たりの死亡率では、小炭鉱は国有重点炭鉱の8倍に上るとのこと。

　（国際能源網 7月14日）