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【エネルギー全般・政治経済】

上半期の工業製品価格上昇率18.1% 前年同期比14.1ポイントの上昇 (08/07/31
2008/7/31
中国【エネルギー全般・政治経済】

 国家発展改革委員会(NDRC)の発表によると、今年上半期の流通過程における生産資材価格は前年同期比18.1%の上昇になり、上昇率は前年同期を14.1ポイント上回った。また、前月比の上昇率も過去最高を記録し、特に6月は対前月比上昇率2.5%、対前年同月比上昇率25.3%となった。

 上半期の工業品出荷価格の対前年同期比上昇率は7.6%(6月は8.8%)になり、上昇率は前年同期に比べ4.8ポイント高かった。原材料、燃料、動力価格の上昇率は11.1%(6月は13.5%)で、前年同期に比べ7.3ポイント高い。

 工業生産は、今年に入ってから自然災害や海外需要の軟調など不利な影響を被ったものの、全体的に着実かつ比較的急速な成長を示した。上半期の一定規模以上の工業付加価値生産額は前年同期比16.3%の伸びを示したが、伸び率は前年同期を2.2ポイント下回った。

 上半期の石炭生産は急速に拡大し、企業収益は大幅に向上した。全国の原炭生産量は前年同期比14.8%増の12.56億トン、伸び率は前年同期を3.4ポイント上回った。1〜5月の石炭産業の利益は648億元で伸び率は97.8%に上った。

 一方、同時期の発電量の伸びは鈍化し、電力企業の収益は著しく低下した。上半期の全国の発電量は前年同期比12.9%増の1兆6,803億kWhとなったが、伸び率は前年同期より3.1ポイント低い。うち火力発電の伸びは11.7%、水力発電は18.5%となった。発展改革委員会によると、地域的、季節的な電力不足の特徴がますます顕著になり、夏季のピークには、全国の電力不足は最大1,000万kWになると予想される。

 上半期の石油生産は安定したが、一部地区で石油製品の供給がタイトになった。全国の原油生産量は前年同期比1.7%増の9,433万トン、伸び率は昨年同期並みに止まった。原油輸入量は9,053万トン、前年同期比11%となった。原油精製量は1億6,956万トン、前年同期比5.2%増となったが、伸び率は前年同期に比べ1.8ポイント低下した。ガソリン生産量は前年同期比3.2%増、軽油は8.6%増となった。天然ガス生産量は430.2億m3、前年同期比17.3%の伸びを示した。

 今年上半期は、鋼材生産量の伸びが鈍化したが、価格は上昇を続けた。建材の生産量は減速し、セメント価格は比較的急速な上昇を示した。上半期の粗鋼生産量は前年同期比9.6%増の2億6,320万トン、鋼材生産量は同12.5%増の2億9,997万トン。鋼材輸出量は2,694万トンで、前年同期比20.2%の減少となった。鋼材輸入量は828万トン、4.1%減。鉄鉱砂の輸入量は22.5%増の2億3,004万トンに上った。また、上半期の非鉄金属生産量の伸びは鈍化し、価格もやや下がった。

 (中国証券報 7月31日)