財政部と国家税務総局は、2008年9月1日から自動車消費税率を改訂するとの通達を出した。大排気量乗用車の消費税率は、排気量3〜4リッターについては、現行の15%から25%に、4リッター超については、現行の20%から40%に引き上げる。一方、小排気量乗用車の消費税率は、排気量1リッター以下のものについては、現行の3%から1%に引き下げる。 この数年、中国の自動車保有台数は大幅に増加し、ガソリンや軽油の需要も急激に増加している。自動車による大気汚染も日増しに深刻化している。加えて、石油対外依存度の上昇が続き、エネルギーセキュリティ問題が著しくなる中、自動車産業に対する省エネ・排出削減対策は最早一刻の猶予も出来ない状況にある。 今回の自動車消費税率の改訂は、大排気量車の生産と使用を抑制し、小排気量車の生産と使用を奨励することがは狙い。ガソリンと軽油の消費を減らし、大気汚染を緩和し、国の省エネ・排出削減目標を達成する上で効果は大きい。 (中国財政部ウェブサイト 8月13日)
財政部と国家税務総局は、2008年9月1日から自動車消費税率を改訂するとの通達を出した。大排気量乗用車の消費税率は、排気量3〜4リッターについては、現行の15%から25%に、4リッター超については、現行の20%から40%に引き上げる。一方、小排気量乗用車の消費税率は、排気量1リッター以下のものについては、現行の3%から1%に引き下げる。
この数年、中国の自動車保有台数は大幅に増加し、ガソリンや軽油の需要も急激に増加している。自動車による大気汚染も日増しに深刻化している。加えて、石油対外依存度の上昇が続き、エネルギーセキュリティ問題が著しくなる中、自動車産業に対する省エネ・排出削減対策は最早一刻の猶予も出来ない状況にある。
今回の自動車消費税率の改訂は、大排気量車の生産と使用を抑制し、小排気量車の生産と使用を奨励することがは狙い。ガソリンと軽油の消費を減らし、大気汚染を緩和し、国の省エネ・排出削減目標を達成する上で効果は大きい。
(中国財政部ウェブサイト 8月13日)