ロイター8月19日付報道によると、中国石油天然ガス集団(CNPC)と中国石油化工集団(SINOPEC)は共同で、米国の石油会社Petro-Tech Peruanaを買収するよう検討している。買収額は15〜25億ドルになる見込み。 ロイターの報道は匿名筋からの情報を引いて、CNPCとSINOPECは政府が今回買収で提携するのは中国政府の肝煎りであるとし、また、Petro-Tech Peruanaはペルー海域における原油生産量がほぼ22,000b/dになったことを9月末に公表する予定であるとしている。但し、CNPC、SINOPECはいずれも買収計画についてはコメントしていない。 なお、CNPCが1994年に南米に進出して以来、ペルーはCNPCにとって重点探鉱開発対象である。CNPCは2001年、米国SAPET社の株式50%を買収し、ペルーのタララ油田のブロック6並びにブロック7の探鉱開発権を獲得している。タララ油田はペルーの石油生産量の3分の1を占める。 (21世紀経済報道 8月20日)
ロイター8月19日付報道によると、中国石油天然ガス集団(CNPC)と中国石油化工集団(SINOPEC)は共同で、米国の石油会社Petro-Tech Peruanaを買収するよう検討している。買収額は15〜25億ドルになる見込み。
ロイターの報道は匿名筋からの情報を引いて、CNPCとSINOPECは政府が今回買収で提携するのは中国政府の肝煎りであるとし、また、Petro-Tech Peruanaはペルー海域における原油生産量がほぼ22,000b/dになったことを9月末に公表する予定であるとしている。但し、CNPC、SINOPECはいずれも買収計画についてはコメントしていない。
なお、CNPCが1994年に南米に進出して以来、ペルーはCNPCにとって重点探鉱開発対象である。CNPCは2001年、米国SAPET社の株式50%を買収し、ペルーのタララ油田のブロック6並びにブロック7の探鉱開発権を獲得している。タララ油田はペルーの石油生産量の3分の1を占める。
(21世紀経済報道 8月20日)