中国海洋石油有限公司(CNOOC Ltd.)が27日に発表した中間決算によると、同社の上半期の売上高は前年同期比63.9％増の544.6億元、純利益は89.3％増の275.4億元に上った。1株当たりの利益は0.62元になり、取締役会は0.2HKドルの中間配当を承認した。

　上半期にCNOOC Ltd.の石油・天然ガス生産量は着実に拡大し、前年同期比8.3％増の92.4MMboe(百万バレル石油換算)となった。うち原油純生産量は72.9MMboe、前年同期比7.1％増、天然ガス純生産量は1,125億ft3、12.8％増。

　上半期は国際石油価格の高騰により、CNOOC Ltd.の石油価格も前年同期より74.3％高い1バレル102.49ドルとなり、天然ガス平均価格は14.0％高い3.66ドル/ft3となった。

　探鉱分野でも上半期に6件の石油・天然ガス発見の成果を上げ、CNOOC Ltd.は、探鉱、開発、生産、工程業務、いずれにおいても大きな進展を遂げた。

CNOOC Ltd.の董事長(会長)兼CEOの傅成玉は、2008年上半期、CNOOC Ltd.は精密管理のおかげで生産量の堅調な成長を確保するとともに、コストを有効に抑制して、収益の余地を広げたと表明した。

　（中国海洋石油総公司ウェブサイト 8月27日）