8月24日から25日、雲南省の昆明で中泰再生可能エネルギー開発利用シンポジウムが開催され、雲南省の再生可能エネルギー開発利用には大きな将来性のあることが分かった。雲南省は今後3〜5年、国際社会との協力を強化し、ヤトロファ由来のバイオディーゼル、エタノール燃料や建築のソーラーシステムの実用化など重要技術をめぐる問題解決に取り組み、また、大中型メタン発酵ガスプロジェクトの普及も進めることになる。 特にバイオマスエネルギー分野では、雲南省にはエネルギー植物開発にとって優れた条件が備わっており、開発の余地は大きい。雲南省はヤトロファ栽培の最適地区の1つであり、作付面積は140万ムー余りに上り、全国トップである。また、雲南省は育種、栽培、加工等でも大規模な研究を進めており、多くの特許を有している。 雲南省は農村家庭用メタン発酵ガスの開発でも中国トップレベルにあり、雲南の技術はベトナム、ミャンマーやチュニジア、ルワンダ等でも幅広く応用されている。 雲南省は風力資源も豊かである。風向は安定しており、風力の利用条件に優れている。全省の有効風力密度は150w/mに上っており、有効利用時間数が4,000時間以上の地域は全省総面積の50%を占めている。風力エネルギー開発の見通しは極めて良好である。 (中国石油新聞中心 8月28日)
8月24日から25日、雲南省の昆明で中泰再生可能エネルギー開発利用シンポジウムが開催され、雲南省の再生可能エネルギー開発利用には大きな将来性のあることが分かった。雲南省は今後3〜5年、国際社会との協力を強化し、ヤトロファ由来のバイオディーゼル、エタノール燃料や建築のソーラーシステムの実用化など重要技術をめぐる問題解決に取り組み、また、大中型メタン発酵ガスプロジェクトの普及も進めることになる。
特にバイオマスエネルギー分野では、雲南省にはエネルギー植物開発にとって優れた条件が備わっており、開発の余地は大きい。雲南省はヤトロファ栽培の最適地区の1つであり、作付面積は140万ムー余りに上り、全国トップである。また、雲南省は育種、栽培、加工等でも大規模な研究を進めており、多くの特許を有している。
雲南省は農村家庭用メタン発酵ガスの開発でも中国トップレベルにあり、雲南の技術はベトナム、ミャンマーやチュニジア、ルワンダ等でも幅広く応用されている。
雲南省は風力資源も豊かである。風向は安定しており、風力の利用条件に優れている。全省の有効風力密度は150w/mに上っており、有効利用時間数が4,000時間以上の地域は全省総面積の50%を占めている。風力エネルギー開発の見通しは極めて良好である。
(中国石油新聞中心 8月28日)