海関総署が今月10日発表した統計によると、2008年1〜8月の中国の原油輸入は1.2億トンで、伸びは前年同期比8.7%に止まったが、平均価格は前年同期に比べ71.2％高い772.1$/tとなった。また、石油製品の輸入は2,872万トン、前年同期比18.3%増、平均価格は838.8$/tで、前年同期比91.7%の上昇となった。

　石油だけでなく主要初級製品の輸入価格が軒並み上昇したため、1〜8月の中国の初級製品輸入額は前年同期比70.3％増の2,592.5億ドルに上った。うち鉄鉱砂の輸入は3.1億トン、前年同期比22.6%増となり、平均輸入価格は139.3$/tで、77.9%の上昇となった。石炭輸入は2,868万トンで、前年同期比18%減少したが、平均輸入価格は75.8$/t、64.9%の上昇となった。大豆は2,456万トン、24%増、平均価格は603$/tで、前年同期に比べ79.2%上昇した。

　（中国新聞網 9月10日）