北京市政府は27日、通勤・退勤時間のピークシフト、交通管理、大気汚染対策に関する次のような公告を出した。

　(1) 2008年10月1日から、北京市の党・政府機関の公用車の30％を使用しないことにする。公用車はナンバーの末尾に応じて、毎週1回（法定祝日と公休日を除く）運行を停止する。運行制限範囲は北京市行政所轄エリア内とし、運行制限時間は0時から24時までとする。

　(2) 2008年10月11日から2009年4月10日まで、(1)の公用車を除く北京市のその他の自動車はナンバーの末尾に応じて週1回（法定祝日と公休日を除く）運行を停止する。運行制限範囲は五環路内とし、運行制限時間は6時から21時までとする。運転を停止する自動車は道路維持費及び車船税を1か月免除する。

　(3) 上記(1)(2)の規定に従って毎週1回運転を停止する自動車はナンバーの末尾によって5つのグループに区分し、各グループの運転停止日を定期的に交替する。具体的なスケジュールは公安交通管理部局が事前に公告する。

　(4) 警察車両、消防車、救急車、工事応急車両、長距離バス、タクシー、ミニバス、郵政専用車、運輸管理部局の発給するライセンスを受けた旅客用車両、公安交通管理部門から認定を受けた機関の通退勤用車両、スクールバス、ゴミ収集車、道路・公園整備用車両、清掃車、霊柩車、大使館ナンバーの車両、臨時に入京を許可された車両等には本制限を適用しない。

　（北京青年報 9月28日）