中国の義馬煤業集団とフランスのEDF TRADINGの協力による炭層ガス利用プロジェクトが先頃CDM理事会の認定を受けた。

　坑内ガスの通風、利用に関する炭層ガスプロジェクトとしてCDM理事会の認定を受けるのは、中国では初めて。2008〜2012年、義馬煤業集団には1億元近い収入が入る。

　義馬煤業集団傘下の義馬鉱区は炭層ガスが豊かである。義馬集団は炭層ガスを回収して発電に利用する坑内ガス発電所4基×500kWを相次いで完成した。1日当たり6万kWhの発電が可能である。また、発電所の余熱を利用する冷暖房システムも建設した。

　（新華網 10月17日）