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【石油・天然ガス】

広州市のLPG価格が軒並み下落 (08/10/23)
2008/10/24
中国【石油・天然ガス】

 21日、広州市の大多数のガス公司のLPG価格が軒並み下落した。下落幅は15kg入りボンベ1本につき2〜5元。例えば、中穂のボンベ入ガスは21日の1本108元から103元に下がり、広州市煤気公司は110元から105元に、九豊燃気は20日の105元から103元に下がった。

 広東油気商会の荘金栄燃気部長によると、今回LPG価格が一斉に下がったのは、国際原油価格の下落と密接に関連している。本来、LPGは石油の副産物の一種であり、また、広州のLPG公司のガス価格は、輸入品であれ、国産ガスであれ、いずれも国際市場に連動している。広州市煤気公司の担当者によると、10月21日の一斉値下がりの原因は直接的には卸売価格の下落に関係している。従来、LPG卸売価格は6,100元/tであったが、現在5,300元/tに下がっており、下落幅は極めて大きい。

 しかし、今回のLPG下落に対して広州市民の姿勢は冷ややかである。LPGは、従来の価格よりすれば1本90元まで下がって然るべきであり、1本100元はまだまだ高いと、多くの市民は考えている。また、電熱設備に変えたためLPGを使用しなくなった市民もおり、彼らはLPGがどれだけ値下がりしようとも無関心である。

 (広州日報 10月23日)