21日に開かれた第4回アジア天然ガスサミットにおいて、中国の天然ガス消費量は今後急速に拡大し、2010年には1,500億m3、2015年には2,400億m3になるとの予想が示された。

　今回のアジア天然ガスサミットでは、新たな情勢の下での国際天然ガス市場の供給、アジア天然ガス市場の需要や、天然ガス需給の安全性を高める方法が重点的に討議された。

　専門家によると、中国の天然ガス需要量は、2000年から2007年にかけて年率15.2％の伸びを示したが、外国と比べた場合、中国の一次エネルギーに占める天然ガスの比率は依然低い水準にある。2007年でもわずか3.4％に過ぎず、世界平均の24％、アジア平均の11％をはるかに下回る。

　中国は、2020年には一次エネルギーに占める天然ガスの比率を10％に高めるよう計画している。

　（中国石化新聞網 10月23日）