ロシアの天然ガス最大手ガスプロム広報局の22日の発表によると、ガスプロムと中国石油天然ガス集団(CNPC)は先頃、第6回委員会会議を開いてロシアから中国への天然ガス供給問題について討議し、科学技術協力と人員の教育に関する協議書に調印した。

　同会議は、東ルートの天然ガスパイプラインプロジェクト実施は、ロシアの対中天然ガス輸送の長期計画案実施にとって良好な条件作りになるとの点で認識が一致し、ロシア側代表のガスプロム副社長アナネンコフは、商務交渉終了後に双方は計画案の実施に着手すると表明した。

　同会議は、関連するガス輸送問題について、技術面での討議を進めるとともに、ロシア国内における天然ガス加工分野の具体的な計画案や第三国（韓国）との協力等の問題について検討を進めるよう決定した。

　（中国新聞網 10月23日）