「第2西気東輸」パイプラインの東ブロックの工事が11月12日、国務院から承認された。

「第2西気東輸」パイプライン東ブロックは中国の寧夏自治区から広東省並びに香港まで総延長6,000km、総投資額930億元になる。東ブロックへのガスは、中央アジアのトルクメニスタンからの中央アジアパイプラインと中国の新疆から寧夏までの第2西気東輸」パイプライン西ブロックから供給される予定。年間ガス供給量は300億m3になる。CNPCの情報によると、沿線のガス平均卸価格は3元/m3で、現在の「第1西気東輸」パイプラインのシティゲート価格の1.45元/m3の倍以上になる。

　同プロジェクトは、世界的経済不況の中で、内需拡大と経済成長の促進が期待されている。

　（21世紀経済報道 11月14日）