商務部によると、中国の今年の社会消費財小売総額は11月上旬時点で昨年通年の総額を上回り、12月中旬には10兆元の大台に乗った。これは中央政府の内需拡大、成長促進策の成果を体現している。

　1978年の中国の社会消費財小売総額はわずか1,559億元であったが、12年後の1992年には1兆元を突破して1兆94億元となった。その11年後の2003年には5兆元を超えた。

　商務部の担当者によると、国際金融危機が目下国内市場に不利な影響を及ぼしているが、クリスマス、新年等の祝日も迫っており、小売市場は依然一定の成長を維持するだろう、2008年の社会消費財小売総額は11兆元を突破し、前年比で約21％増になるだろう。

　（人民日報 12月18日）