2006年において環境保護対策は進展を遂げたものの、環境情勢は依然深刻である。汚染事件が度々発生して、民衆の生活に深刻な影響をもたらした。環境压力の拡大は続いている。 2006年における全国の廃水総排出量は536.8億トン、前年比2.3%増加した。うち、工業廃水排出量は240.2億トン、廃水総排出量の44.7%を占める。都市生活汚水排出量は296.6億トン、廃水総排出量の55.3%、廃水中の化学的酸素要求量(COD)は1,428.2万トン、前年比1.0%増。うち、工業廃水中のCOD排出量が541.5万トンで、COD総排出量の37.9%を占めた。都市生活汚水中のCOD排出量は886.7万トン、COD総排出量の62.1%。廃水中のアンモニア窒素排出量は141.3万トン、前年比5.7%減。うち、工業の排出量は42.5万トンに上り、アンモニア窒素総排出量の30.0%を占め、生活の排出量は98.8万トン、総排出量の70.0%を占めた。工業排水の基準合格率は92.1%で、前年比0.5ポイント低下した。工業用水再利用率は80.6%、前年比4.5ポイント上昇した。 2006年の全国排気ガスのうち、CO2排出量は前年比1.5%増の2,588.8万トンとなった。うち、工業のCO2排出量は2,234.8万トンに上り、CO2総排出量の86.4%を占めた。生活のCO2排出量は354.0万トン、CO2総排出量の13.6%。煙塵排出量は1,088.8万トン、前年比7.9%减、うち工業煙塵排出量が864.5万トン、煙塵総排出量の79.5%を占めた。生活煙塵排出量は224.3万トン、煙塵総排出量の20.5%である。工業粉塵排出量は808.4万トン、前年比11.3%減。工業燃料の燃焼によるCO2排出基準合格率は前年より1.4ポイント高い82.3%となり、工業生産工程のCO2排出基準合格率は前年より10ポイント高い81.0%となった。全国工業固体廃棄物発生量は15.2億トンに上り、前年比12.7%増加した。工業固体廃棄物総合利用率は前の年に比べ6.7ポイント高い59.6%に上昇した。工業固体廃棄物排出量は1,302.1万トン、前年比21.3%減。 2006年末の時点で生態モデル区の試験地区と試験機関は528。うち、国家クラスの生態モデル区が233ヵ所、全国環境優美郷鎮が178ヵ所である。自然保護区は2,395ヵ所、総面積は1,5153.5万haに上り、国土面積の約15.8%を占めている。 2006年の全国環境汚染管理投資は前年比7.5%増の2,567.8億元に上り、同年のGDPの1.23%を占め、過去最高に達した。うち、工業汚染管理投資が485.7億元、前年比6.0%増、建設事業「三同時」環境保護投資が767.2億元、同19.1%増、都市環境インフラ建設投資が1,314.9億元、同1.9%増。 環境汚染並びに環境破壊事故件数は842回、うち水質汚染が482件、大気汚染が232件、固体廃棄物汚染45件、海洋汚染10件、騒音・振動被害6件、その他67件であった。汚染並びに破壊事件の直接経済損失は1億3,471.1万元となった。 (国家環境保護総局ウェブサイト 9月24日)
2006年において環境保護対策は進展を遂げたものの、環境情勢は依然深刻である。汚染事件が度々発生して、民衆の生活に深刻な影響をもたらした。環境压力の拡大は続いている。
2006年における全国の廃水総排出量は536.8億トン、前年比2.3%増加した。うち、工業廃水排出量は240.2億トン、廃水総排出量の44.7%を占める。都市生活汚水排出量は296.6億トン、廃水総排出量の55.3%、廃水中の化学的酸素要求量(COD)は1,428.2万トン、前年比1.0%増。うち、工業廃水中のCOD排出量が541.5万トンで、COD総排出量の37.9%を占めた。都市生活汚水中のCOD排出量は886.7万トン、COD総排出量の62.1%。廃水中のアンモニア窒素排出量は141.3万トン、前年比5.7%減。うち、工業の排出量は42.5万トンに上り、アンモニア窒素総排出量の30.0%を占め、生活の排出量は98.8万トン、総排出量の70.0%を占めた。工業排水の基準合格率は92.1%で、前年比0.5ポイント低下した。工業用水再利用率は80.6%、前年比4.5ポイント上昇した。
2006年の全国排気ガスのうち、CO2排出量は前年比1.5%増の2,588.8万トンとなった。うち、工業のCO2排出量は2,234.8万トンに上り、CO2総排出量の86.4%を占めた。生活のCO2排出量は354.0万トン、CO2総排出量の13.6%。煙塵排出量は1,088.8万トン、前年比7.9%减、うち工業煙塵排出量が864.5万トン、煙塵総排出量の79.5%を占めた。生活煙塵排出量は224.3万トン、煙塵総排出量の20.5%である。工業粉塵排出量は808.4万トン、前年比11.3%減。工業燃料の燃焼によるCO2排出基準合格率は前年より1.4ポイント高い82.3%となり、工業生産工程のCO2排出基準合格率は前年より10ポイント高い81.0%となった。全国工業固体廃棄物発生量は15.2億トンに上り、前年比12.7%増加した。工業固体廃棄物総合利用率は前の年に比べ6.7ポイント高い59.6%に上昇した。工業固体廃棄物排出量は1,302.1万トン、前年比21.3%減。
2006年末の時点で生態モデル区の試験地区と試験機関は528。うち、国家クラスの生態モデル区が233ヵ所、全国環境優美郷鎮が178ヵ所である。自然保護区は2,395ヵ所、総面積は1,5153.5万haに上り、国土面積の約15.8%を占めている。
2006年の全国環境汚染管理投資は前年比7.5%増の2,567.8億元に上り、同年のGDPの1.23%を占め、過去最高に達した。うち、工業汚染管理投資が485.7億元、前年比6.0%増、建設事業「三同時」環境保護投資が767.2億元、同19.1%増、都市環境インフラ建設投資が1,314.9億元、同1.9%増。
環境汚染並びに環境破壊事故件数は842回、うち水質汚染が482件、大気汚染が232件、固体廃棄物汚染45件、海洋汚染10件、騒音・振動被害6件、その他67件であった。汚染並びに破壊事件の直接経済損失は1億3,471.1万元となった。
(国家環境保護総局ウェブサイト 9月24日)