中国石油化工(SINOPEC)傘下の広州煉油廠は、需要不振のため1月の原油精製量を前月比8％削減するよう計画している。広州煉油廠の昨年12月の精製量は226,100バレルであったが、1月は207,200バレルに下がる見通し。広州煉油廠はさらに3月末には日量16万バレルの精製プラントに対し45日間のメンテナンスを行うことになる。また、SINOPEC傘下の製油所の中で生産量第2位を誇る茂名石化も、1月の原油精製量を前月比3〜6％削減するよう計画しているとのこと。

　広東省の石油製品需要はすでに減退傾向にある。海外からの受注急減により、多くの輸出企業が減産や倒産に追い込まれているからである。

　（広州日報 1月7日）