3月1日に最終期限を迎える中国とロシアの石油・融資交渉は依然続いている。 ロシアのシマトコ(Sergei Shmatko)エネルギー相は2日、ロスネフチ並びにトランスネフチが中国石油天然ガス集団(CNPC)との交渉をなお継続していることを明らかにした上で、2008年10月28日に調印された中露「石油分野の協力に関する了解覚書」が今年3月に失効する前に合意を成立させたいと述べた。 しかし、CNPC筋によると、旧正月期間中にいったん中止になっていた交渉は未だ再開されていない。 中露間の最も大きな溝は依然として利率をめぐる問題である。ロシア側は特恵的な利率を希望しているが、中国側は商業化の原則に基づくよう主張している。CNPCに近い筋によると、中国側は交渉を前進させるため固定利率に同意したが、ロシア側は中国側の希望する5.5〜6%の年利に対して、さらに引き下げるよう求めているとのこと。 (財経網 2月4日)
3月1日に最終期限を迎える中国とロシアの石油・融資交渉は依然続いている。
ロシアのシマトコ(Sergei Shmatko)エネルギー相は2日、ロスネフチ並びにトランスネフチが中国石油天然ガス集団(CNPC)との交渉をなお継続していることを明らかにした上で、2008年10月28日に調印された中露「石油分野の協力に関する了解覚書」が今年3月に失効する前に合意を成立させたいと述べた。
しかし、CNPC筋によると、旧正月期間中にいったん中止になっていた交渉は未だ再開されていない。
中露間の最も大きな溝は依然として利率をめぐる問題である。ロシア側は特恵的な利率を希望しているが、中国側は商業化の原則に基づくよう主張している。CNPCに近い筋によると、中国側は交渉を前進させるため固定利率に同意したが、ロシア側は中国側の希望する5.5〜6%の年利に対して、さらに引き下げるよう求めているとのこと。
(財経網 2月4日)