中国の2009年1月の消費者物価指数は前年同期比1.0％の上昇となった。うち都市部は0.7％、農村部は1.5％の上昇。

　食品価格は4.2％上昇したが、非食品価格は0.6％低下した。消費財価格は1.5％上昇し、サービス価格は0.8％低下した。

　品目別の上昇率を見ると、比較的大きい下落を示したのは、食肉及び食肉製品が−2.8％、うち豚肉−13.3％、油脂−13.9％、衣類−2.7％、交通・通信類−2.5％、交通機器−1.3％、自動車用燃料及び部品−8.2％、通信機器−18.8％、文教娯楽用耐久消費財及びサービス−9.5％、居住類価格−2.3％、うち水道・電気・燃料−0.4％。

　一方、上昇したのは、家庭用設備・用品・維持修理サービス価格2.6％、うち耐久消費財0.6％。医療保健及び個人用品類は1.6％、都市間交通価格は2.3％、市内公共交通費は0.9％、旅行費用は5.7％、住宅建材及び内装材料価格は3.9％、住宅賃貸価格は1.3％上昇した。

　1月の前月比での消費者物価指数上昇率は0.9％。食品価格は2008年12月に比べ3.3％上昇した。

（国家統計局ウェブサイト 2月10日）