香港のSouth China Morning Post紙は6日、中国石油天然ガス集団(CNPC)蒋潔敏の談話を引用して、同社がカザフスタンと石油資産買収交渉を行っていると報じた。

　CNPCは約100億人民元(113.4億香港ドル)を投じて、カザフスタン国内にロシア国境への石油パイプラインを建設するとのこと。

　蒋潔敏によると、石油価格が大幅に下落している中、海外の石油・天然ガス資産の買収はますます魅力的になっており、CNPCも目下海外の石油・天然ガス資産買収に躍起になっている。

　カザフスタンの買収案はCNPCが進めるのか、それともCNPC傘下の中国石油天然ガス股フェン公司(PetroChina)が進めるのかは未だはっきりしていないとSouth China Morning Post紙。

　（South China Morning Post 3月6日・中国石化新聞網 3月9日）