全人代に出席していた雲南省の秦光栄省長は7日、中国とミャンマーが原油及び天然ガスの国際パイプライン敷設ですでに合意に達したことを明らかにした。現在、細目について最終協議を行っているとのこと。

　秦光栄省長は、協議は依然続いており、未だ建設は開始されていないと述べた。なお、昨年、中緬パイプラインが2009年内に着工され、工費は25億ドル超との報道がされている。

　当初の計画によると、中緬原油パイプラインはミャンマー政府のSittwe港から雲南省昆明まで。年間輸送能力は2,000万トンに上る。

　（国際燃気網 3月11日）