中国煤炭工業協会からの情報によると、中国の石炭企業と日本側代表団との交渉が基本的に妥結し、一般炭価格は1トン70ドル前後に落着することになった。昨年の130ドルに比べると46%もの下落になる。 中国煤炭工業協会研究部の梁敦仕主任によると、日中間の石炭価格は日豪間の価格に準じる。一方、コークスについては、供給が需要を上回っているところから、さらに下落する見通しである。但し、日中間の価格交渉が中国国内の石炭価格に及ぼす影響は限定的。中国は毎年約4,000万トンの石炭を輸出しているが、輸入量もほぼそれに匹敵し、中国国内の石炭総販売量の27億トンに比べると微々たるものに過ぎないからである。なお、今は石炭使用のオフシーズであり、中国国内の石炭価格は落ち着いているが、それでも秦皇島の5,500kcal石炭価格は560元(約8,000円)前後を維持しており、70ドル(約7,000円)に比べるとはるかに高い。 (中国煤炭新聞網 4月9日)
中国煤炭工業協会からの情報によると、中国の石炭企業と日本側代表団との交渉が基本的に妥結し、一般炭価格は1トン70ドル前後に落着することになった。昨年の130ドルに比べると46%もの下落になる。
中国煤炭工業協会研究部の梁敦仕主任によると、日中間の石炭価格は日豪間の価格に準じる。一方、コークスについては、供給が需要を上回っているところから、さらに下落する見通しである。但し、日中間の価格交渉が中国国内の石炭価格に及ぼす影響は限定的。中国は毎年約4,000万トンの石炭を輸出しているが、輸入量もほぼそれに匹敵し、中国国内の石炭総販売量の27億トンに比べると微々たるものに過ぎないからである。なお、今は石炭使用のオフシーズであり、中国国内の石炭価格は落ち着いているが、それでも秦皇島の5,500kcal石炭価格は560元(約8,000円)前後を維持しており、70ドル(約7,000円)に比べるとはるかに高い。
(中国煤炭新聞網 4月9日)