中国海洋石油は先頃、同煤集団と石炭原料のクリーン・エネルギー事業に共同出資することで協議書に調印した。

　この共同出資事業は中海油新能源投資公司と同煤集団による大同石炭由来クリーン・エネルギー事業。大同の高品位石炭資源を利用し、山西省及び環渤海地域の市場を対象に、SNG(代替天然ガス)を中心とするクリーン・エネルギーを生産してパイプラインで供給する。事業内容は、SNG年産40億m3の他、副産物として合成ガス、ガソリン、軽油や精密化学製品の生産。付帯施設として、年産1,000万トンの炭鉱、選炭施設、ボタ発電所も設ける。総投資額は約300億元、年間売上高200億元を見込む。建設時期や出資比率は未だ不明。

　（網易財経 4月29日）