第2西気東輸パイプラインから広州への天然ガス導入のため、今後2年内に15〜20億元を投じて、シティゲート2ヶ所とガスパイプライン67kmの建設が進められる。14日に開かれた「2009年広州国際ガス産業博覧会」で明らかになった。広東省の天然ガス基幹網、都市ガス網及びガス発電所の建設にとって2015年までが重要な時期に当たる。

　広州煤気公司筋によると、第2西気東輸ガスは主に都市民生用ガスになる。この点、他の都市で天然ガスの多くが発電や工業に使用されているのとは趣を異にする。

　中国石油天然ガス(CNPC)と広東省の合意によると、第2西気東輸パイプラインが完成すると、広東省に年間100億m3の天然ガスが供給される。うち40億m3が深センに、残りの60億m3が広州や他の珠江デルタの都市に供給される。これとは別に、香港へ毎年10億m3の天然ガスが供給される。

　（広州日報 5月15日）