新華社モスクワ4日発によると、ロシア国営石油会社ロスネフチのボグダンチコフ社長は先頃、中国石油化工股フェン有限公司(Sinopec Corp.)はロシアサハリン大陸棚地区で大型ガス油田を発見する見込みがあることを明らかにした。

　イタル・タス通信の報道によると、ボグダンチコフ社長は、サハリン州南サハリンスク市での記者会見において、Sinopec Corp.のサハリンにおける試掘作業は順調に進捗しており、2週間以内に終了すると述べ、同社の試掘は「満足できる成果」を上げるとの確信を表明した。

なお、ロシア極東大陸棚地区における石油・天然ガス資源探鉱開発には中国企業の他、日本、米国、韓国の企業も参加している。サハリン地区が極めて有望な石油・天然ガス鉱区の1つであり、1999年にサハリン2が生産を開始し、昨年10月にはサハリン1も生産を開始した。さらにサハリン3、4、5も実施に移されている。

　（人民網 10月6日）