中国国家発展改革委員会のウェブサイトは6月30日、「中露投資協力計画綱要」の全文を発表した。これは、6月17日に中露両国の首脳が承認したもの。 同計画によると、中露両国は、ロシアにおいてLNG貯蔵タンクや輸送中継ステーションに共同で投資することになる。また、中国企業がロシアにおいて、石油・天然ガスの開発、生産、貯蔵、輸送や液化施設を建設することについても両国は合意している。一方、ロシア企業は、中国における油田の探査・開発や輸送インフラ建設、中国国内の地下天然ガス貯蔵タンクの建設等に参加することになる。 さらに、両国は、ロシアの東シベリア地区や極東地区において合弁企業を設け、超大型ガス田を原料とする化学工業を展開することや、天然ガス由来の有機合成製品を生産すること、中国企業がロシア国内の褐炭、コークス開発に参加することについても合意している。 電力事業では、中国企業がシベリア及び極東地区において発電所、送電線を建設し、ロシアから中国への電力輸出を推進する。一方、ロシアは中国の原子力発電所の建設や改造を支援する。 (国家発展改革委員会ウェブサイト 6月30日)
中国国家発展改革委員会のウェブサイトは6月30日、「中露投資協力計画綱要」の全文を発表した。これは、6月17日に中露両国の首脳が承認したもの。
同計画によると、中露両国は、ロシアにおいてLNG貯蔵タンクや輸送中継ステーションに共同で投資することになる。また、中国企業がロシアにおいて、石油・天然ガスの開発、生産、貯蔵、輸送や液化施設を建設することについても両国は合意している。一方、ロシア企業は、中国における油田の探査・開発や輸送インフラ建設、中国国内の地下天然ガス貯蔵タンクの建設等に参加することになる。
さらに、両国は、ロシアの東シベリア地区や極東地区において合弁企業を設け、超大型ガス田を原料とする化学工業を展開することや、天然ガス由来の有機合成製品を生産すること、中国企業がロシア国内の褐炭、コークス開発に参加することについても合意している。
電力事業では、中国企業がシベリア及び極東地区において発電所、送電線を建設し、ロシアから中国への電力輸出を推進する。一方、ロシアは中国の原子力発電所の建設や改造を支援する。
(国家発展改革委員会ウェブサイト 6月30日)