神華寧夏煤業集団は14日、同社が建設を進めている世界最大級の石炭由来オレフィンプラントが来年操業を開始するとの見通しを明らかにした。

　消息筋によると、メタノール由来プロピレンプラントが来年4月に試運転を開始し、ガス化プラントが約3ヵ月後に試運転を開始する。

　このプロジェクトは投資額170億元、寧夏自治区西北部の寧東において2005年末着工された。石炭を原料として、年間52万トンのポリプロピレンを生産する。同種のプラントとしては世界最大。また、ガソリン18.48万トン、液体燃料4万トン、硫黄1.38万トンも生産する。

　（中国石化新聞網 7月15日）