中国石油化工股フェン有限公司(Sinopec Corp.)は21日、次のように今年上半期の業績を発表した。

　原油生産量：1億4,900万バレル、前年同期比1.18％増
　天然ガス生産量：1,425億3,000万ft3(約40億4,000万m3)、同1.12％減
　原油精製量：8,690万トン、同1.82％増
　　ガソリン生産量：1,699万トン、同21.01％増
　　灯油生産量：464万トン、同17.77％増
　　軽油生産量：3,240万トン、同5.4％減
　　化学工業用軽油生産量：1,204万トン、同0.82％減

　上半期における中国経済の減速を受けて、原油精製量は微増に止まり、軽油生産量は減少した。また、化学工業部門に対するマクロ経済の影響は顕著であり、エチレン生産量の減少率は10.1％、合成樹脂は4.19％、合成繊維は7.64％、合成ゴムは11.09％に上った。但し、尿素の生産量は前年同期比の伸び率は30％超になった。

　上半期の国内石油製品総販売量は5,771万トン、前年同期比8.43％減になり、うち小売量は12.77％減、卸売量は9.25％減になった。

　（中国石化新聞網 7月22日）